
こんにちは。現役医師のほしと(@hoshitodoctor)です。
みなさん、銀行口座は何を使っているでしょうか。
なんとなく以下の4つを使っている人は、ネットバンクに乗り換える事でもっとお得になるかもしれません。
- 三菱UJF銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
「ネットバンクはなんか不安…」と思っている方々。
心配する必要はありません。
特に貯金のあまり多くない(1000万円以下の)新社会人とネットバンクの相性は抜群です。
この記事では、ネットバンクと普通の銀行(メガバンク)との違いや、ネットバンクのメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
固定費を削減する事で、自由に使えるお金を増やしていきましょう。
ネットバンクとは?
世の中の銀行は以下の2つに大雑把に分けることができると考えてください。
- メガバンク
- ネットバンク
メガバンクとは、前述した三菱UJF銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など、店舗を構えている銀行です。
街中を歩いていると、看板を見かけますよね。
それに対してネットバンクとは、楽天銀行、ソニー銀行、ジャパンネット銀行など、店舗がなくインターネット上でサービスを完結している銀行を指します。
店舗が必要ないため削減された諸経費は、ユーザーに還元されます。
このようにネット上でサービスが完結するネットバンクというスタイルが最近増えてきています。
次にこのネットバンクのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
ネットバンクのメリット
ネット上でサービスを完結させるという新しいスタイルの銀行、ネットバンク。
実店舗を持たず経費削減できるため、ユーザーも低コストで使用できる点が魅力的です。
その様々なメリットについて、
- ネット銀行代表→『楽天銀行』
- メガバンク代表→『三菱UFJ銀行』
の両者を比較しながら解説していきます。
金利が高い
一つ目のメリットは、「金利が高い」ということです。
普通預金(いわゆる普通の貯金)の金利を比べると、
楽天銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
金利(%) | 0.02 | 0.001 |
楽天銀行(ネットバンク)の方が三菱UFJ銀行(メガバンク)の20倍金利が高い事が分かります。
とはいっても、仮に100万円貯金していたとしても一年で貰える利息は
- 楽天銀行→200円
- 三菱UFJ銀行→10円
と雀の涙なので実はあまり大差がないかもしれません。

銀行の金利は不景気の今、全く当てになりません。
しかしここで出てきたパーセントが次で重要になってくるので、覚えておいてください。
手数料が安い
ネットバンクは「手数料が安い」、これが1番のメリットです。
まず前提として、銀行は手数料で儲けを出しています。
つまりその手数料をなるべく払わない事が、無駄な支出を減らす一番効率のいい方法なのです。
ではどんな時に手数料は取られるのでしょうか。
✔︎ATMからお金を引き出す/入れる時
✔︎お金を他の銀行の口座に振り込む時(例、MUJG→みずほ)
ではこれらの手数料、
楽天銀行と三菱UFJ銀行ではどのようになっているのでしょうか。
以下の表をご覧ください。
★手数料の比較一覧
1. ATMからお金を引き出す/入れる時
楽天銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
自行ATMの入出金 | ー | 平日の8:45-21:00は無料、それ以外は¥110 |
他行ATMの入金 | 3万円以上で無料 | ¥110-330 |
他行ATMの出金 | 最大7回/月無料 | ¥110-330 |
*自行ATMとは、三菱UFJ銀行のATMということ。楽天銀行は自身のATMはありません。
*他行ATMとは、コンビニとかにあるATMのこと。
2. お金を他の銀行の口座に振り込む時
楽天銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
ネットから | 最大3回/月無料 | ¥220-330 |
窓口にて | ー | ¥660-880 |
*同じ銀行の口座には基本的に無料で振り込み可能です。
*ネットバンクには窓口がありません。

このように、圧倒的に手数料が安いのがネットバンクの特徴です。
ここで、先ほどの金利を思い出してみましょう…
三菱UFJ銀行を使っていると仮定した時、普通預金の金利は『0.001%』でした。
近くのコンビニATMから1万円を引き出すとすると、上の表より¥110-330の手数料が取られます。
これは、1万円の1.1~3.3%に相当します。
つまり、金利『0.001%』の110~330倍の手数料が取られている計算です。
銀行がいかに手数料で儲けているかがご理解いただけたでしょうか。
数百円の手数料でも回数が多ければバカになりません。
この手数料が格段に安いのが、ネットバンクの1番のメリットなのです。
口座開設がカンタン
そして最後のメリットは、口座解説がカンタンであるということです。
メガバンクの場合、口座開設の際には店舗へ行く必要があり、かつ様々な書類や印鑑が必要となります。
対してネットバンクは、インターネット簡単に口座開設をする事が可能です。
そして開設後も通帳は要らず、必要な情報は全てネット上で完結されています。
この簡便さもメットバンクのメリットと言えるでしょう。
このように様々なメリットがあるネットバンクですが、デメリットについてもご紹介します。
ネットバンクのデメリット
ネットバンクのデメリットは以下の2つが考えられます。
- 信用度がメガバンクに比べて高くない
- 融資や住宅ローンの窓口が少ない
正直、貯金のあまり多くない新社会人にとって、ネットバンクのデメリット全くありません。
その理由を以下で説明していきます。
信用度がそれほど高くない
みなさんの中には、
- ネットバンクにお金を預けるのは不安
- 大手の方が安心する
と思われている人も少なからずいるはずです。
しかし安心してください。
多くのネットバンクもメガバンク同様、個人の資産は『預金保険制度』によって保護されています。
✔︎銀行が倒産しても、1000万円までの貯金額は保証される
✔︎預金保険法によって定められている
つまり貯金額が1000万円以下だった場合は、仮にその銀行が破産しても自身の貯金は担保されるという制度です。
なので、法人などではなく個人で口座を持つ場合、1000万以上の貯金を持たない社会人は、ネットバンクの信用度を気にする必要は全くありません。
むしろその利便性を享受したほうが遥かにお得です。
ちなみに楽天銀行に対しても預金保証制度は適応されます。

メガバンクの口座を使うのは、貯金が1000万円以上たまったらにしましょう。
融資や住宅ローンの窓口が少ない
もう一つのデメリットは、融資や住宅ローンの窓口が少ないという事です。
ネットバンクは実店舗がないので、全ての手続きがネット上でのやり取りとなります。
担当者と直接顔を合わせて、不安なことを相談しながら進めていくことができないのです。
そのため、融資や住宅ローンに不慣れな方にはデメリットとなり得ます。
といっても、これもまたほとんどの新社会人には関係ありません。
「住宅を買う、事業に必要な融資を受ける」といった予定がなければ、ネットバンクのデメリットは実質ないといって良いでしょう。

以上の点より、ほとんどの新社会人にとってネットバンクはお得な選択といえます。
おすすめのネット銀行:『楽天銀行』
最後に私のおすすめのネット銀行『楽天銀行』をご紹介します。
楽天銀行は他の楽天サービスと使うとさらにお得です。
楽天カードをまだ作っていない人は、こちらから無料で作成できます。
まとめ:ネットバンクを使いこなす
以上がネットバンクのすゝめでした。
特に、
- 貯金が1000万円以下
- 住宅ローンを組む予定がない
社会人にはとってもおすすめです。
口座開設無料なので是非使ってみてはいかがでしょうか。
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