ゴルフにおいて素振り練習はとても効果的な練習の1つです。
とは言っても果たして何回素振りをすればいいのか、1日に必要な回数を具体的に提示してくれることはあまりないと思います。
そこで今回、私の周りのトップアマやプロの事例から1日に行うべき素振りの回数を試算してみました。
具体的な数値目標を立てることで、より計画的・効率的にゴルフが上達するはずです。
ゴルフの素振り練習、必要な回数とは?

結論は「1日100回」が1つの目安だと考えます。
その根拠を説明します。
根拠1:石川遼プロは1日400回素振りをしていた
石川遼プロは今でこそJGTO随一の飛ばし屋ですが、中学生になりたての頃は飛距離が全く出ていなかったそうです。
中学生の初期には、ドライバーで200yほどしか飛ばず、その欠点をショートゲームでカバーするプレースタイルだったようです。
その飛距離という弱点をなんとか克服するために、毎日練習前に400回練習用バットで素振りをはじめました。
それを愚直に続けることで、中学3年生の頃には飛距離は300yにまで伸び、さらに持ち前の武器であるショートゲームを生かしてツアー史上最年少を達成しました。
ということで、石川遼プロは1日400回で着実に飛距離を伸ばしました。
まあそこまでやらなくてもいいんじゃないかということで、次に自分の知るトップアマの事情を見てみましょう。
根拠2:トップアマも1日100回素振りをしていた
自分の知人に、とある県で国体出場経験や日本学生出場経験のあるゴルファーがいます。
彼もまた、バット素振り練習の愛好家であり、今でも1日100回の素振りが日課です。
ちなみに、彼がいつも振っている素振りバットはコチラ。

80cmの短いやつだと部屋でも振れるのでオススメだそうです。
という感じで、私の身近なところには1日100回のバット素振りで結果を残している人がいます。
他には、YouTubeチャンネル「Show Time Golf」の尾崎翔太プロ。
彼もまた、アマチュア時代に1日100回素振りをすることで飛距離をなんと60y伸ばしたのだとか。
詳しい素振り方法や実際に素振りをしている映像は、彼のYouTubeチャンネルでみることができます。
彼が使っている素振り棒は、「Azas Golf」のドライバットという商品です。

これら2人に共通することは、1日100回のバット素振りで結果を出しているということ。
ということで、400回とまでは行かないまでも、1日100回の素振りが一つの目安だという結論に至りました。
ゴルフの素振り練習、注意すること

ということで、実際に素振り100回を始める際にちょっとした注意事項があるので説明します。
練習前に正しいマインドセットを持つことで、その練習の最大効率化を図ることができます。
注意1:フォームを意識しすぎない
素振り練習はボールを打たない分、フォームに意識を全力で集中できる点が1つの魅力です。
とは言っても、意識する事項は最大でも1つに絞るべきです。
2個以上意識したってどっちつかずになってしまうだけなので、ポイントは1つに絞ってそれに全神経を集中させる方がお得です。
「急がば回れ」ってやつです。
注意2:回数こそ意識するべき
素振りで意識するポイントを1つに絞ったら、次に意識するべきは「回数」です。
人は誰しも、やる気の波があります。
このどんなやる気の時でも、毎日の練習に強制力を持たせるのが「回数設定」です。
ということで、回数を意識することは練習の継続に必須です。
そして、「継続は力なり」です。
もしかしたらある人は、「回数だけを意識しすぎると間違ったフォームが身についてしまうかも」と不安に思っているかもしれません。
そんな時はFacebook創始者のマークザッカーバーグさんの言葉を思い出してください。
Done is better than perfect.
(完璧を目指すよりまず終わらせろ)
mark zuckerberg
フォームの完璧を目指すあまり振る回数が減ってしまっては、間違ったフォームすら身につきません。
ただ、「振れていない」状態・「型」すらおぼつかない状態が続くだけです。
とりあえずたくさん振り数をこなすことで、自分自身の型を身に付けることを優先しましょう。
その後で、悪い癖を1つ1つ改善してゆけば良いのです。
とは言ったものの、1日100回の素振りを続けれいれば致命的な悪い癖は最適化されて存在しないはずです。
ということで、細かいことは気にせず1日100回ブンブンしましょう。
まとめ:とりあえずまずは振りまくってみる
以上のように、1日100回と決めて素振りを継続することで上達が見えてくるはずです。
「巨人の方の上に立つ」というように先人たちの知恵を借り、先人たちの成功の道を辿ることが上達への近道なのは間違いありません。
是非、1日100回素振りを日々の生活に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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