ゴルフの素振りを日々の練習に取り組もうか悩んでいる人は、今すぐはじめるべきです。
この素振り練習、シンプルですがゴルフの上達にとても効果的であり、たくさんの良い効果をもたらします。
私の周りのプロやトップアマの方々も日々実践してその効果を実感しています。
この記事では、素振り練習をすることでプロ・トップアマが実際に実感した効果を、彼らのノウハウと共に紹介したいと思います。
効果1:型が身に付く

1つ目は、「型が身に付く」です。
剣道などの武術でいう「型」と似た感覚です。
「型」を造る重要性
ゴルフの練習においても、武術のそれと同様に、
- 「型」の練習
- 「実践形式」の練習
の2つに分けて考えると分かりやすいかな、と思います。
それぞれ対応する練習は、
- 「型」の練習→素振り練習
- 「実践形式」の練習→球を打つ練習
と考えてください。
そしてそれぞれの練習の目的は、
- 「型」の練習=素振り練習 → スイングの形を整えること
- 「実践形式」の練習=球を打つ練習 → イメージ通りの球を打つこと
と明確に区別することが大切です。
つまり打ちっぱなしでスイングのことを考えてはいけないし、それは素振り練習ですることなのです。
このように考えると、「型」の練習=素振り練習は、球を打つことと同様に大切な練習であることが分かります。
プロも実践している
私の知人のプロゴルファー「mow」さんも、同様に素振りでの「型」造りを重視しています。
彼のインスタでもそのことについて述べています。
プロゴルファーの練習論を知る貴重な機会なので、興味があればフォロー等していただけると幸いです。
松井秀喜選手も重視していた「型」造り
かの有名な元メジャーリーガー、松井秀喜選手の逸話です。
野球のバッティングと競技こそ違いますが、松井選手も素振りでの「型」造りを重要視していました。
「松井部屋」をご存じでしょうか。
松井選手が巨人軍に在籍中、自身の寮の部屋の床の畳がすり減るほど素振りをしており、その部屋が「松井部屋」の愛称で知られています。
松井選手が語る、素振りを重視する理由は、
- ボールを打ち出すとボールに意識が行ってしまう
- 正しいスイングの「型」を身につけるためには素振りに立ち返る必要がある
これらは野球に限らずゴルフにも通用するメゾットであり、この松井選手のエピソードは素振りによる「型」造りの重要性を裏付けています。
ということで、素振り練習によって得られる効果①は「型が身に付く」でした。
次の効果をみていきましょう。
効果2:スイングスピードup→飛距離up

素振り練習のもう1つの効果は、スイングスピードが上がることで飛距離も伸びることです。
実際どのくらい飛距離が伸びる?
自分自身の経験はというと、
約半年のバット素振りで飛距離UP(240y→270y)&ベスト更新(Back:73)
です。
使っていた素振り用バットは、Azas GOLFのドライバット(ツアープロ・モデル)

1日100回を目安に続けることで、30y飛距離を伸ばすことに成功しました。
そのほかの事例としては、YouTubeチャンネル「Show Time Golf」尾崎翔太さん。
彼の動画の中では、1年間で飛距離をを60ヤードあげた方法としてバット素振りを紹介しています。
彼もまた、Azas GOLFのドライバットを使用していますね。
ということで、素振り練習で得られる効果としてはスイングスピードUP&飛距離UPが期待できます。
初心者ほどスイングスピードUPが必要
そしてこの素振り練習、初心者の方こそやるべきだと思います。
というのも、初心者の方は総じてヘットスピードが足りていないからです。
ヘットスピードが足りないと、
- ロングアイアンが打てない
- ドライバーの球が上がらない
- ラフから打てない
等、物理的に不可能な状況に陥ります。
この場合、解決策はヘットスピードを上げるのみ。
逆にいうと、ヘットスピードさえ上がれば上記全ての問題が自動的に解決します。
ヘットスピードを上げることで違う世界が見えてくるので、まずは素振り練習を重点的に取り組みましょう。
まとめ:素振りは実績のある効果的な練習
素振り練習で得られる効果は、
- 「型」が身に付く
- スイングスピード&飛距離UP
です。
「型」を意識する練習はどのスポーツでも必要だし、スイングスピードUPは初心者ほど必要です。
実績のあるプロたちが行っている練習である「素振り」、やらない手は無いですね!
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