
こんにちは。現役医師のほしと(@hoshitodoctor)です。
今回は、エナジードリンクをはじめとした、コーヒー、紅茶に含まれるカフェインの量を比較してみました。
まず初めに、カフェインが最も含まれている飲み物について解説します。
その後少し深掘りをして、「仕事を効率化する手段としてのカフェイン」について解説します。
カフェイン比較|エナジードリンクvsコーヒーvs紅茶

比較する8種類のドリンク
今回カフェイン含有量を比較するのは、この8種類のドリンクです。
❶言わずと知れた、エナジードリンクの定番ですね。

❷こちらも定番。モンスターより先に流行りました。

❸ペットボトルコーヒーの先駆けです。

❹味が濃くて、結構好きです。

❺紅茶といえば、午後ティー。

❻みんな大好きコカコーラ。カフェインはあまり意識しませんよね。

❼こちらもカフェインを意識して飲むことはあまり少ないと思います。

❽栄養ドリンクといえばコレ。

どれも馴染みのある飲み物ばかりです。
以上8種類のドリンクのカフェイン量を比較しました。
比較結果:表にまとめました
表にまとめると、このようになります。
一本当たりの量 | 100mg中のカフェイン | 一本中のカフェイン | |
---|---|---|---|
Monster | 355ml | 40mg | 142mg |
Red Bull | 185ml | 43.2ml | 79.92mg |
クラフトボス | 500ml | 40mg | 200mg |
TULLY’s(缶) | 390ml | 60mg | 234mg |
午後の紅茶(無糖) | 500ml | 12mg | 60mg |
コカコーラ | 500ml | 9mg | 45mg |
綾鷹 | 525ml | 1.9mg | 10mg |
リポビタンD | 100ml | 50mg | 50mg |
カフェインを多く取りたいなら
以上の結果よりカフェイン量を多く取りたいなら、
などのコーヒーが適切です。
一見エナジードリンクの方が多くのカフェインを含んでいる気がしますが、コーヒーの方が多いという意外な結果になりました。
カフェインを上手に使って仕事を効率化する

ではここからは少し話を深掘りして、「仕事を効率化する手段としてのカフェイン」についてのお話をします。
カフェインをただの嗜好品として消費するのではなく、一つの生理活性物質として計画的に生活に組み込もうという考えです。
カフェインの効果
カフェインを上手く使いこなすべき理由として、その効果にあります。
この効果を上手く使うことによって、日々の生産性を上昇させる事ができます。
カフェインには耐性がある
だからと言って、カフェインを闇雲に摂取してはいけない理由があります。
それは「耐性」が形成されてしまうからです。
カフェインを漫然と飲み続けていると耐性が出現し、そのメリットをを実感しにくくなってしまうのです。

だからこそ、計画的なカフェインの摂取が必要なのです。
どのくらい摂取すれば良いか
では1日にどれくらい摂取するのが良いのでしょうか。
耐性を出現させず、かつカフェインのメリットも享受できる量はどれくらいなのでしょうか。
その答えが、こちらです。
1日75〜200mgの範囲を心がける事で、カフェインの効果を最大限に引き出す事が可能です。
エナジードリンクはある意味合理的
最初の表を思い出してください。
一本に75〜200mgのカフェインが含まれている飲み物は、
- Monster Energy
- Red Bull
の二つだけです(クラフトボスは丁度200mgですが…)。
コーヒーはカフェインの含有量こそ多いものも、毎日飲んでいては耐性ができてしまいます。
一方でそのほかの飲み物は、カフェイン含有量が十分でなくその効果を実感するに至りません。
この観点からすると、
”モンスターやレットブルと言ったエナジードリンクは、カフェインの効果を効率的かつ最大限に引き出す事ができる”
と結論付ける事ができます。


効率的なカフェイン摂取方法を知りたい
このように効率的にカフェインを使いたいのであれば、エナジードリンクは適量であるというお話をしました。
より詳しいカフェインの使い方・仕事効率化のためのカフェイン摂取法について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
カフェイン摂取が常習的になってしまった方への対策についても記しています。
まとめ:Quality over quantity
カフェインにおいても言える事ですね。
Quality over quantity
量より質
ただ闇雲にカフェインを摂取するのではなく、質の良い摂取を心がけたいものですね。
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